この記事では、「お待たせしました」は韓国語でどう言うのかを説明しています。
サービス業での接客時、日常での待ち合わせの場面などで役立つ「お待たせしました」の韓国語フレーズを紹介!
丁寧な言い方からカジュアルな言い回しまで、状況別の韓国語表現を解説しました。
韓国語が初めての方も、安心して読んでくださいね。
「お待たせしました」の韓国語での定番フレーズ3選!
まずは基本表現からチェックしておきましょう。
韓国語でよく使われる「お待たせしました」の定番フレーズを紹介します。
シーンに応じて自然に使い分けられるよう、それぞれのニュアンスや使い方も一緒に解説していきますね。
「お待たせしました」の定番①:많이 기다리셨죠?(マニ キダリショッチョ?)
『많이 기다리셨죠?』は、直訳すると「たくさんお待ちになったでしょう?」という意味で、日本語の「お待たせしました」にもっとも近いニュアンスで使える定番フレーズです。
語尾が丁寧語になっており、接客・日常どちらでも幅広く使える便利な韓国語表現。
『많이(マニ)』は「たくさん」、『기다리셨죠(キダリショッチョ)』は「お待ちになったでしょう」の尊敬表現です。
ちょっとした遅れや待ち合わせの場面で、「お待たせしました~!」と柔らかく伝えたいときにぴったりですよ。
「お待たせしました」の定番②:기다리게 해서 죄송합니다(キダリゲ ヘソ チェソンハムニダ)
2つ目の定番フレーズは「お待たせして申し訳ありません」という謝罪のニュアンスが強い表現です。
より丁寧に気持ちを伝えたいときや、ビジネス・接客の場面で使いたい一言です。
『기다리게 해서(待たせてしまって)』+『죄송합니다(申し訳ありません)』の構成で、謝罪の意図が明確。
目上の人やお客様に対して使うのが自然で、ホテルやレストランの受付、電話応対など、フォーマルなシーンにぴったりです。
「お待たせしました」の定番③:기다렸지?(キダリョッチ?)
友達や恋人とのカジュアルな会話でよく使われるのがこの『기다렸지?』です。
「待ってたよね?」「待ったでしょ?」というニュアンスがあり、親しみのあるトーンが特徴。
日本語の「お待たせ〜」のような軽いノリで使える韓国語表現で、日常会話やメッセージ、LINEなどで気軽に使われています。
語尾の『〜지?』は「〜だよね?」と確認する意味があり、ラフな雰囲気で伝えたいときにおすすめですよ!
接客と日常での「お待たせしました」の韓国語表現の違いを解説!
「お待たせしました」は、使う相手やシチュエーションによって、選ぶべき表現が変わってきます。
ここでは、接客など丁寧さが求められる場面と、友達や恋人とのカジュアルな場面での使い分けについて、具体的に解説していきます。
接客やサービス業で使いたい丁寧な「お待たせしました」
接客業やサービス業など、丁寧な対応が求められるシーンでは、相手に敬意を払った表現を使うことが大切です。
おすすめなのは、次の2つのフレーズです。
- 많이 기다리셨죠?(マニ キダリショッチョ?)
→ 丁寧で柔らかく、「お待たせしました~」という感じで自然に使えます。 - 기다리게 해서 죄송합니다(キダリゲ ヘソ チェソンハムニダ)
→ 謝罪の気持ちをしっかり伝えるフォーマルな言い回し。特にビジネスや目上の方に◎
お客様を待たせてしまったときには、『죄송합니다(申し訳ありません)』を付けることで、より丁寧な印象を与えられます。
友達や恋人との会話で使えるカジュアルな「お待たせしました」
親しい人との韓国語会話では、少し砕けた言い方の方が自然に聞こえます。
そんなときに使えるのがこちら:
- 기다렸지?(キダリョッチ?)
→ 「お待たせ〜」「待ってたでしょ?」のようなニュアンスで、軽く声をかけるときにぴったり。
文末の「〜지?」が、親しみを込めた話し方になっていて、特にカップルや仲のいい友達とのLINEや対面でよく使われます。
より甘い印象にしたいときは「많이 기다렸지〜?(たくさん待ってたでしょ〜?)」のように、ちょっと感情を込めるのもアリです!
「お待たせしました」と一緒に覚えたい便利な韓国語フレーズ3選
「お待たせしました」と言う場面では、合わせて使いたいフレーズがあります。
ここでは、待たせる前後のやり取りや、接客・日常会話でよく一緒に使われる韓国語フレーズを3つご紹介します。
フレーズ①:「少々お待ちください」
チョグムマン キダリョ ジュセヨ
接客や店頭でよく使う「少々お待ちください」という表現です。
『조금만』は「少しだけ」、『기다려 주세요』は「待ってください」の丁寧表現で、やわらかくお願いするニュアンスになります。
飲食店の店頭などで活躍しそうなフレーズですね。
他にも、カフェやレストランなどで使う接客用語をチェックしておきたい方は、以下の記事をご覧ください。
フレーズ②:「申し訳ありません、お待たせしました」
チェソンハムニダ、マニ キダリショッチョ?
謝罪の気持ちを込めた丁寧な「お待たせしました」がこちらのフレーズです。
『죄송합니다(申し訳ありません)』を前につけることで、より礼儀正しく誠意のある印象になります。
ホテルなどのよりフォーマルな場面で必要とされる丁寧表現です。
「お待たせしました」以外にも、ホテルの接客で使う韓国語をチェックしておきたい方は、以下の記事をご覧ください。
フレーズ③:「長く待たせてごめんね」
オレ キダリゲ ヘソ ミアネ
カジュアルなシーンで「ごめんね~、待たせちゃって」と言いたいときに使える一言。
『오래』は「長く」、『기다리게 해서』は「待たせてしまって」、『미안해』は「ごめん(ね)」というカジュアルな謝罪表現です。
親しい間柄の人は気遣いをさりげなく伝えるのにぴったりの表現ですよ!
「お待たせしました」は韓国語でどう言うかまとめ
- 丁寧で万能な表現:많이 기다리셨죠?(マニ キダリショッチョ?)
- しっかり謝りたい時:기다리게 해서 죄송합니다(キダリゲ ヘソ チェソンハムニダ)
- カジュアルに使いたい時:기다렸지?(キダリョッチ?)
この記事では、「お待たせしました」を韓国語でどう言うのか、丁寧な表現からカジュアルな言い回しまでご紹介しました。
特によく使われるのは、上記の3つ。
シーンによって使い分けることで、相手に合わせた自然なコミュニケーションができます。
また、「少々お待ちください」や「ごめんね」などの関連フレーズも一緒に覚えておくと、よりスムーズに会話ができるようになりますよ!
自信を持って韓国語でコミュニケーションできるよう、この記事の内容を参考にしてくださいね。