この記事では、飲食店でよく使う接客用語を韓国語でご紹介しています。
前半で飲食店特有の接客用語を、後半で8大接客用語を、合計20個のフレーズをまとめました。
20個の接客用語について、それぞれ発音のポイントや韓国語のニュアンスも解説しています。
ぜひ最後までご覧ください!
飲食店特有の接客用語12個を韓国語で紹介!
まずは、飲食店でのお仕事でよく使う接客用語を韓国語でご紹介します。
12個ご紹介しますので、順にご確認ください。
①「ご予約はされていますか?」
イェヤカショッスムニカ?
[Yeyakhasyeossseumnikka?]
「予約(예약)をしましたか?」という意味です。
丁寧な確認のニュアンスがあるため、接客時に使うとお客様に対する礼儀が伝わります。
最後の「습니까?」の「スムニカ?」は丁寧な疑問形です。
②「何名様でいらっしゃいますか?」
ミョッ プニシムニカ?
[Myeot bun-isimnikka?]
「何名様ですか?」と人数を丁寧に尋ねる表現です。
「몇(何)」と「분(名)」を使い、非常に礼儀正しい表現です。
特に「분」は敬意を含む言葉で、お客様への配慮が伝わります。
③「ただ今、満席でございます。」
チグム マンソギムニダ
[Jigeum manseog-imnida.]
「ただ今、満席です。」と伝える表現です。
「만석(満席)」は「席が満杯である」ことを意味します。
柔らかく伝える際には「죄송합니다(申し訳ありません)」を前後に付け加えるとさらに丁寧です。
④「お席にご案内します。」
チャリロ アンネヘドゥリゲッスムニダ
[Jari-ro annaehae deurigessseumnida.]
「席にご案内いたします。」と伝える表現です。
「안내하다(案内する)」に「드리다(~いたします)」を加えることで、お客様に対する丁寧なニュアンスを強調しています。
⑤「メニューをご覧ください。」
メニュルル バジュセヨ
[Menyureul bwajuseyo.]
「メニューを見てください。」と促すフレーズです。
「봐주세요(見てください)」は「ください」にあたる丁寧な表現で、お客様への配慮が表れます。
もっと丁寧にする場合は「봐주시면 감사하겠습니다(ご覧いただけるとありがたいです)」とも言えます。
⑥「ご注文をお伺いいたします。」
チュムン パッケッスムニダ
[Jumun batgessseumnida.]
「注文をお受けします。」という意味で、注文を取る際に使う表現です。
「받겠습니다(お受けします)」という形で、丁寧さを保ちながらお客様の指示を待つニュアンスを含んでいます。
⑦「お飲み物はいかがいたしますか?」
ウムリョヌン オットシムニカ?
[Eumnyo neun eotteosimnikka?]
「お飲み物はどうなさいますか?」という表現です。
「어떠십니까?(どうされますか?)」と丁寧な疑問形で尋ねることで、相手の希望を伺う柔らかい印象を与えます。
⑧「日替わりランチでございます。」
オヌレ ロンチイムニダ
[Oneure lunch-imnida.]
「本日の日替わりランチです。」という意味です。
「오늘의(今日の)」が「日替わり」を指し、「런치(ランチ)」はカタカナ表記のままで通じます。
韓国でも英語のランチをそのまま使うことが一般的です。
⑨「ごゆっくりどうぞ。」
チョンチョニ ドゥセヨ
[Cheoncheonhi deuseyo.]
「ゆっくりお召し上がりください。」という表現です。
「천천히(ゆっくり)」と「드세요(召し上がってください)」を組み合わせて、丁寧にお客様にリラックスして楽しんでもらう意図を伝えています。
⑩「追加のご注文はございますか?」
チュガ チュムン イッスシムニカ?
[Chuga jumun isseusimnikka?]
「追加の注文はございますか?」と確認する表現です。
「추가(追加)」と「주문(注文)」で、お客様が追加注文があるか丁寧に伺うニュアンスが出ます。
「있으십니까?」で相手に敬意を示しています。
⑪「お会計はあちらで承ります。」
ケサヌン チョッチョゲソ パッケッスムニダ
[Gyesan-eun jeojjok-eseo batgessseumnida.]
「会計はあちらで承ります。」と案内する表現です。
「계산(会計)」と「저쪽(あちら)」で、会計場所を指し示しています。
場所を伝えながら丁寧に案内するニュアンスです。
⑫「お気をつけてお帰りくださいませ。」
アンニョンヒ カセヨ
[Annyeonghi gaseyo.]
「お気をつけてお帰りください。」と別れの挨拶です。
「안녕히(安寧に)」と「가세요(行ってください)」を組み合わせて、相手の安全を願う丁寧な言い方です。
8大接客用語を韓国語で紹介!
続いて、8大接客用語の韓国語もご確認ください。
よく使う基本の接客用語ですので、是非マスターしてください。
①「いらっしゃいませ。」
オソ オセヨ
[Eoseo oseyo.]
「ようこそ」または「いらっしゃいませ」として使います。
「어서」は「早く」「急いで」といったニュアンスも含まれますが、接客時には歓迎の気持ちを込めて使われます。
②「お待たせいたしました。」
キダリショッスムニダ
[Gidarishyeosseumnida.]
「お待たせしました」と丁寧に伝える表現です。
「기다리다(待つ)」を敬語で表現しており、相手に対する気遣いが伝わる表現です。
③「かしこまりました。」
アルゲッスムニダ
[Algetseumnida.]
「かしこまりました。」と承諾を表現するフレーズです。
直訳すると「理解しました」となり、迅速な対応のニュアンスが含まれます。
④「少々お待ちください。」
チャムシマン キダリョジュセヨ
[Jamsiman gidaryeo juseyo.]
「少々お待ちください。」という意味です。
「잠시만(少々)」で少し待つようお願いする丁寧な表現です。
⑤「申し訳ございません。」
チェソンハムニダ
[Joesonghamnida.]
「申し訳ありません」と謝罪する表現です。
「죄송하다(申し訳ない)」の敬語で、相手への配慮と謝罪の気持ちが伝わります。
⑥「恐れ入ります。」
ソングハムニダ
[Songguhamnida.]
「恐れ入ります」と丁寧に表現するフレーズです。
「송구하다」は謝罪の丁寧な表現で、特に格式がある場面で使われます。
⑦「ありがとうございました。」
カムサハムニダ
[Gamsahamnida.]
「ありがとうございます」の過去形として「ありがとうございました」として使います。
感謝の気持ちを表現する最も一般的なフレーズです。
⑧「失礼いたします。」
シルレハゲッスムニダ
[Sillyehagessseumnida.]
「失礼いたします。」と、丁寧に断りを入れる際の表現です。
「실례(失礼)」と「하겠습니다(いたします)」で、場面に合わせた丁寧さが出ます。
飲食店で使う韓国語の接客用語についてまとめ
この記事では、飲食店でのお仕事で役立つ接客用語を韓国語で紹介しました。
韓国語初心者でもすぐに活用できるよう、発音のポイントや韓国語のニュアンスも解説しています。
日常の対応でよく使う接客用語ばかりですので、ぜひ活用してみてくださいね。
なお、支払いのときによく使う接客用語を以下の記事で紹介しています。
>>レジでよく使う韓国語の接客用語20選!すぐに使えるフレーズを紹介!
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